4月10日、久しぶりに多摩動物公園に行ってきました。次男のサスケが幼稚園の遠足に来て以来3年ぶりです。その後はコロナ渦で閉園していた時期もあり、すっかり遠いてました。
多摩動物公園は家から車で30分くらい。電車とモノレールを使っても同じくらいなので、我が家は多摩動物公園とその隣にある京王れーるランドによくお世話になっていました。
10時半に多摩動物公園に到着してさっそくライオンバス乗場を目指して行くと、ライオンバスステーションからフラミンゴのコーナーまで長蛇の列で、すっかり並ぶ気が失せて今回は諦めました。ライオンバスは発着所の耐震化、バリアフリー化の工事のためにしばらくやっていませんでしたが、2021年7月から再開していました。
フラミンゴの辺りまでくると低いライオンの唸り声が聞こえてきました。建物内にいるライオンの姿は見えませんでしたがほえているようです。サファリ橋からライオンバスやライオンの様子がよく見えます。餌台は3ヶ所あり、それぞれライオンがいて餌台の下で暑さでぐったり寝そべっていました。バスが来るとそのうちの一頭のメスライオンが餌台の上に登りバスの側面につけられた肉を食べている様子が見えます。バスの中から肉を食べているライオンが見れたらさぞ迫力があっただろうなと思いました。何台ものバスから肉を食べて満腹になったのかスルリと台から降りてバスの前を悠々歩いて、池の水を飲み、その後は餌台には戻らず別の木陰へ涼みに行ってしまいました。今日の気温は26度。ライオンバスも朝早い時間帯の方が食べている光景が見られるかもしれないと思いました。
サスケはカブトムシ、クワガタなど昆虫好きで、夏になると私も虫とりに付き合うことが多いです。多摩動物公園には昆虫生態園があります。温室の建物内は色とりどりの花が咲いていて、この多摩動物公園で羽化したチョウがいたるところで舞っていて楽園にいるような感覚になります。前回ここに来た時は温室内の芝生のエリアで木片をつけた釣りざお(木の棒と糸)でバッタ釣りがやれました。木片をメスと間違えてオスが飛びついてくる習性があるそうです。コロナ渦なのでやっていないのかと思いましたが、バッタの交尾・産卵する時期が関東では10月中旬~11月上旬だそうで、この時期であればやっているのかもしれません。
温室から出ると卵から産まれたばかりのバッタ、1齢幼虫、2、3、4、成虫と飼育ケースで展示されていました。幼虫といっても成虫の小さい版でかわいいです。長男の小鉄は虫関係は苦手なので、飼育ケース内にウジャウジャいる様子にひいてました。しばらく進むとカブトムシの幼虫と成虫のオスも展示されていて、これには次男のサスケはテンションを上げていました。
12時近くだったのでお昼休憩にしました。アフリカ園のサバンナキッチン前に屋根つきのベンチがあります。私達は来る途中のコンビニで用意していましたが、目の前のサバンナキッチンは長蛇の列。 カレーやスパゲティ、うどん、お子さまメニュー、デザートもあるようです。キッチンカーも近く出ていたので焼きそばを食べている家族も見られました。この日の気温は26 度と言われていたので屋根つきのベンチでも暑い。近くに31アイスの自販機があって並んで買っている人が多く、我が家の小鉄がお昼を食べ終わり31アイスを買いに行ったときは全て売り切れ、残念。
アフリカ園からコアラのいるオーストラリア園へ向かう。山の道からキリンエリアを見るとは以前よりも個体数を多く感じました。キリンの赤ちゃんが生まれたそうで、生まれた時すでに170センチもあるそうです。多摩動物公園は山にあるので少しは気温が低いと思っていましたが、急な暑さで体がついていけない状態でバテバテ。
コアラ館にちょうど13:30に着き、お食事タイムでユーカリの枝葉がたくさんありました。しっかりとした爪で木に抱きつき3頭ともスヤスヤと寝て動きがありませんでした。寝顔がニッコリしているように見えてとてもかわいかったです。
トラを見ましたが、水場に足を入れて、すぐ後ずさりで戻ってと何度となく繰り返してました。暑いから水の中に入りたいけど躊躇しているという感じでかわいらしい光景でした。
アジアゾウは新しく広いエリアにお引っ越ししていました。オスとメスと柵で分けられていましたが、二頭とも柵越しに近くにいました。まだ引っ越ししたばかりなので、メスは早めに室内に戻ることがあるそうです。引っ越しの際は大きい貨物のコンテナを使ったと展示されていました。新しいエリアには水場に来たゾウを近くで見れるようになってました。
この日は最高気温が26度の予報でとても暑く、少し早いのですが14:30には動物園を後にしました。次回来るときはライオンバスに乗れるように、開園と同時に来ようと思いました。
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